大豆田家の冷蔵庫

 「大豆田とわ子と三人の元夫」という、現在放送中のドラマを観ている方は多いと思う。先日の放送後でもTwitterで関連ワードがトレンド入りしていたのが、その影響力を感じさせる。

 

 私は母と観ているのだが、毎話熱く議論を交わしている。その議題によく取り上げられるのが「大豆田家の冷蔵庫」である。

 

 ステンレス製と思われる幅広のどっしりとした冷蔵庫は、観音開きになるように扉が取り付けられていて、左側の扉にはガラスが嵌め込まれていてワインセラーであることが透けて見える。

 母とおしゃれだね〜と話しているとなんだか興味が湧いたので、調べてみた。

 流石、インターネットでは賢人達が情報を共有してくれているのであっさりと見つかった。

 

 「LIEBHERR リープヘル」というドイツ製の高級家電らしい。

 

 

 

 150万!!!!これ、配送料と設置料と合わせるともっとすごいのでは……

 高級家電と謳っているだけあって、それなりのお値段である。

 

 母と私はこれは無理だね……と肩を落としたが「ステンレス 冷蔵庫」で調べてみると、無印良品のものを見つけた。

 

www.muji.com

 

 かわいいー!16万ちょっとか〜〜 いいな〜

 無印の家電というと、新生活応援!といった5点セット○○円の印象が強かったので、意外である。

 

 これはこれで……… と思ったが、「値段で買うなら買うな、値段で迷うなら買え」のようなことがまさにこれではないだろうか…?

 

 そういえば、梅雨なのでレインブーツが欲しくなり、HUNTERのものを見ていたのだがこの前LOFTに行くと、似たようなレインブーツが10分の1の値段で売られていた……

 

 いや、レインブーツは機能性が価格と比例する製品ではないだろうか。

 しかし150万の冷蔵庫と比べるとずいぶん安価である。だが、値段に惑わされてはいけない。

 というか、そもそも梅雨なんて一年のうちの一ヶ月程度なのだから、レインブーツにこだわる必要はあるのだろうか。

 でも、梅雨だけでなく雨の日にも使えるし……

 

 などど考え始めるときりがないし、最終的に「買わなくても死なない」という思考に行き着いてしまうので良くないのだ。

 

 しばらくは防水スプレーを愛用することにして、冷蔵庫は前向きに検討しようと思う。